監督は多くのコマーシャル・フィルムをを手がけ実績のある岡村力が映画初挑戦し、その才能を遺憾なく発揮した第一回監督作品としている。撮影はその映像美に定評のある、監督岡村力の女房役とも言えるカメラマン中村隆信、照明は映画「らせん」の保澤正二が担当した。
新人の監督をフォローする意味でも、助監督には、新藤兼人や黒澤明の助監督を長年勤めた山本伊知郎が当たった。
プロデューサーはアカデミー監督の平山秀幸をはじめとする新人監督の作品経験の多い、山本文夫が担当した。その他のスタッフも、劇映画出身者とコマーシャル出身という混成が功を奏し、新しい作品にまとめ上げている。
主なスタッフ
エグゼグティブ・プロデューサー 大里進(オールアウト)
プロデューサー 後藤嘉之(オールアウト)
山本文夫
原作 木藤亜也「1リットルの涙」(幻冬舎文庫)
木藤潮香「いのちのハードル」(幻冬舎文庫)
脚本 田中貴大
山本文太
監督 岡村力
撮影 中村隆信
照明 保澤正二
美術 窪田浩樹(美粧屋)
音楽プロデューサー 山西昭司
作曲 RIKU
録音 菊地進平
AVID編集 榎本泰宗(REC INC.)
フィルム編集 神谷信武
スチル 西尾邦広
助監督 山本伊知郎
製作担当 松浦和也
製作主任 大崎俊哉
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